OCNモバイルONE徹底検証!全7項目の他社から分かる特徴とおすすめな人

公開日:2016/08/31
著者:GARNET

最終更新日:

大手プロバイダーのOCNがMVNOとして提供している格安SIMサービスOCNモバイルONEについて、料金プランの特徴や注意点について徹底的にまとめました。

7つの比較ポイントについては初心者の方にも分かりやすいように10点満点で評価してみました。またOCNモバイルONEが適しているユーザーと、そうでないユーザーについても判断するポイントをまとめてみました。

万人にオススメできる完璧な格安SIMサービスは存在しません。ここでOCNモバイルONEの強みと弱みを把握し、ご自身の利用スタイルに合っている格安SIMなのかどうか判断してください。

OCNモバイルONEの格安SIMをかんたん解説

コース
音声通話SIM
SMS付きデータSIM
データSIM
110MB/日
1,600円/月
1,020円/月
900円/月
170MB/日
2,080円/月
1,500円/月
1,380円/月
3GB/月
1,800円/月
1,220円/月
1,100円/月
5GB/月
2,150円/月
1,570円/月
1,450円/月
10GB/月
3,000円/月
2,420円/月
2,300円/月
500kbps(15GB/月)
2,500円/月
1,920円/月
1,800円/月

OCNモバイルONEの料金プランは大きく分けて3つのタイプのコースで構成されています。

  1. 高速データ容量が1日ごとにリセットされる110MB/日・170MB/日コース
  2. 高速データ容量が月ごとにリセットされる3GB/月・5GB/月・10GB/月コース
  3. 毎月15GBまでは最大500kbpsで通信できる500kbpsコース

いずれのコースもデータ容量を使い切るとターボ機能がOFFになり、コースにより翌日か翌月まで最大200kbpsに低速化します。

利用スタイルに応じて選べる3つのタイプ

大手キャリアや他のMVNOでは毎月○GBまで高速通信可能、○GBを超過すると月末まで低速化、というタイプが一般的ですね。このタイプのプランは、ユーザーの好きなタイミングで大量に通信することが可能であることがメリットですが、早くにデータ容量を使い切ってしまうと当月中はずっと低速状態になるというデメリットもあります。

OCNモバイルONEでも月次制限タイプのコースが提供されていますが、他に1日単位で高速通信可能なデータ容量を定めている日次制限タイプのコースが2種類用意されています。データ通信量のカウントが毎日リセットされるので、月末でも確実に高速で通信可能なのがメリットです。

また通信速度が最大500kbpsに制限される代わりに、比較的安い料金で15GBまで通信できる500kbpsコースも用意されています。500kbpsは決して速くはありませんが、低速状態の200kbpsよりは快適に通信することができます。スマホの使い方を熟知している玄人向けのコースです。

例えば平日は仕事をしているからほとんど通信しないけれど、休日は自宅や出掛けた先でスマホをよく使うという人は月次制限タイプのコースが適しているでしょう。毎日同じくらい使う人や、月末はデータ容量がなくなりがちという人なら日次制限タイプだと毎日快適に高速通信が利用できます。WEBサイトの閲覧や音楽のストリーミング再生がメインで、通信速度は重要じゃないけれど通信量は多いという人には500kbpsコースがぴったりです。

利用スタイルに応じて最適なコースを選択できるのがOCNモバイルONE最大の特徴でしょう。

日次制限コースは1日使い放題になるオプションも提供

OCNモバイルONEでは1回540円の容量追加オプションが用意されています。

月次制限タイプのコースなら1回の追加につきデータ容量が0.5GB増えます。また500kbpsコースは容量追加オプションを申込んだ場合に限りターボ機能がONになり、最大262.5Mbpsでの高速通信が可能になります。

注目すべきは日次制限タイプの110MB/日コースと170MB/日コースです。この2つのコースを利用中に容量追加オプションを申込むと、当日中はずっとターボ機能がONになります。つまり1日使い放題になるのです。

高画質な動画をまとめてダウンロードしたり、外出先でテザリングしてPCをインターネットに接続するなど、1日だけ大量にデータ通信を利用したい時に役立つ便利なオプションです。

最大5枚のSIMカードでデータ容量のシェアが可能

音声通話SIM
SMS付きデータSIM
データSIM
手数料
3,000円
1,800円
1,800円
シェア月額料金
1,150円/月
570円/月
450円/月

いずれのコースも最大4枚のSIMカードを追加することが可能で、最大5枚のSIMカードでデータ容量をシェアできます。追加するSIMカード1枚につき上記の事務手数料と月額料金が必要です。

シェアSIMの追加申込みにはいくつか条件があります。複数のSIMカードで利用することを検討しているなら以下の3点に注意しましょう。

  • 購入したSIMパッケージをシェアSIMとして追加することは不可能
  • 契約後に申込む場合、契約月は追加SIMの申込みが不可能
  • 主回線の契約と同時に申込む場合、音声SIMを2枚まで追加する場合のみWEBサイトから申込み可能

OCNモバイルONEの契約手続きは公式サイトにアクセス後、提携サイトでSIMパッケージを購入して開通手続きを行うのが一般的です。

しかし例えばこのSIMパッケージを2つ購入したとしても、その2枚のSIMカードで容量をシェアすることはできません。シェアSIMを申込みたい場合はSIMパッケージは1つしか購入してはいけません。

SIMパッケージを購入して契約した場合、契約翌月からOCNマイページにてシェアSIMの追加申込みが可能になります。

もし主回線の契約と同時にシェアSIMも申込みたいなら、合計3枚までの音声SIMのみで利用する場合に限り、公式サイトから申込むことが可能です。4枚以上でシェアしたい場合や、データSIMを1枚以上申込みたい場合はOCNのカスタマーズフロントにご相談してください。

<カスタマーズフロント> 0120-506-506(土日祝含む10:00~19:00)

格安SIMの比較ポイントから見るOCNモバイルONEの強みと弱み

ここでは下記の7つの項目について10段階で評価してみました。

  • プラン充実度
  • 通信速度
  • 取扱いスマホセットの充実度
  • 音声通話料
  • 月額料金
  • サポート充実度
  • その他サービスの充実度(繰り越し、WiFi、etc)

ただし通信速度に関しては、実際に利用するエリアや環境によって評価が著しく変化します。なので「このような傾向がある」程度に考えていただければ幸いです。

プラン充実度 8/10点

初めに確認したように、OCNモバイルONEでは月次制限タイプ以外にも珍しい仕様のプラン(コース)を提供しています。単にデータ通信量が多いか少ないかというだけでなく、スマホを使う頻度や使い方に合わせてコースを選ぶことができます。

多くのMVNO事業者は月次制限タイプしか採用していませんが、3種類のコースが用意されているOCNモバイルONEならユーザーに適切なプランを見つけやすく、充実していると言って良いでしょう。もちろん後からコース変更することも可能なので、自分には合っていないと感じたり利用スタイルが変わったとしても対応できるので安心です。

一方でタイプ別に見てみると日次制限コースは2種類、低速大容量のコースは1種類しか提供されていません。特定の使い方しかしない人にとっては少し物足りないかもしれないですね。

しかし競合であるIIJmioやBIGLOBEなどは全部で3種類のプランしか提供されていません。何より異なる特徴を持ったコースが多いので、OCNモバイルONEの料金プランは充実していると言っても良いでしょう。

通信速度 6/10点

通信速度に関しては標準的。サービス開始時からずっと安定していますが、特別速いというわけでもなく普通です。速さを重視するのであれば楽天モバイルやNifMoのほうが高く評価されます。

点数は低めに評価しましたが、独自サービス型SIMにおいてシェアNo.1を維持しつつ一定の通信品質も保っているので安心感はあります。

また最大200kbpsの低速状態でもしっかり200kbpsで通信できるという点では評判が良いです。後ほど詳しく説明しますが、バースト転送機能の提供が予定されているOCNモバイルONEは低速状態でも快適に通信できる格安SIMです。

取扱いスマホセットの充実度 10/10点

OCNモバイルONEとしては端末の販売は行われていませんが、NTTレゾナントが運営するgoo SimSellerから端末とSIMパッケージのセットを購入することが可能です。このgoo SimSellerでは様々なSIMフリースマートフォンが販売されており、そのラインナップはかなり豊富です。

goo SimSellerはgooのスマホというオリジナルブランドのスマートフォンを販売しています。現在までにg01からg05までが発売されており、その内の4機種は中国メーカーのZTEが製造したBladeシリーズをベースにしています。ZTE製のスマートフォンは価格のわりに性能が高く、コストパフォーマンスが優れている機種ばかりです。

gooのスマホ以外では大人気のASUS ZenFoneシリーズや、HUAWEI製のスマートフォンの取り扱いが多く、他のMVNO事業者が販売している機種の多くはgoo SimSellerでも手に入れることが可能です。厳密にはMVNOではありませんが、取扱い端末は最も充実していると言っても過言ではないでしょう。

ただし在庫状況によっては、希望するタイプのSIMパッケージとの組み合わせが手に入らない可能性があります。例えばA機種と音声通話SIM、もしくはデータSIMの組み合わせ両方の在庫があったとしても、B機種ではデータSIMとの組み合わせしか購入できない場合があります。

付属のSIMパッケージは必ずしも契約する必要はないので、欲しい組み合わせが販売されていない時は必要なSIMパッケージを単体で購入して、そちらのパッケージで開通手続きを行いましょう。

音声通話料 10/10点

一般電話へ発信
携帯電話へ発信
音声通話
20円/30秒
050 plus
8円/3分
16円/1分

音声通話付きSIMを契約すれば090や080などの電話番号で音声通話が利用できます。通話単価は20円/30秒とごく普通です。無料通話や通話定額のような割引サービスはありません。

しかし楽天が提供するプレフィックス方式の通話アプリ楽天でんわを利用すれば、電話番号そのままで10円/30秒と半額で通話することが可能です。5分かけ放題オプションは楽天モバイルユーザーしか申込めませんが、他社ユーザーでも通話料半額の恩恵は受けられます。

またパケット方式のIP電話アプリ050 plusを利用すると新しく050から始まる電話番号が付与され、プレフィックス方式よりもさらに格安で通話できます。

通話料金
通話品質
緊急通報
音声通話
高い
050 plus
安い
×

IP電話はインターネット回線を利用して音声を伝送すたるため、通常の音声通話(回線交換方式)と比べて品質が安定しないのがデメリットですが、通話単価は非常に安いのでたくさん通話する人にオススメです。

またIP電話はデータ通信を行うので通常はデータ容量を消費しますが、OCNモバイルONEはカウントフリー機能により050 plusを利用してもデータ容量を消費しないというメリットがあります。

050 plusは通話料以外に月額基本料300円が発生しますが、OCNモバイルONEを契約しているユーザーは合算請求にすることでセット割引が適用されます。データSIM契約者は半額の月額150円で、音声対応SIMの契約者は月額無料で利用可能です。

因みにIP電話アプリは音声通話に対応していないSIMカードでも利用できますが、緊急通報には対応していません。110や119へ発信するためには音声通話に対応しているSIMカードを契約しなくてはいけないのでご注意ください。災害時などのことを考えると音声通話SIMと組み合わせて利用するのが安心です。

月額料金 6/10点

OCNモバイルONEの料金プランは最安900円/月からとなっており標準的です。音声通話対応SIMは1,600円/月からで、こちらもよく見かける料金設定です。

ただし他社と異なる点は、最安プランが日次制限タイプのコースだということです。他社は3GBの月次制限プランを900円/月程度に設定していることが多いですが、OCNモバイルONEの3GB/月コースは1,100円/月と少し割高です。

毎月のデータ通信量が3GB程度なら110MB/月コースを選択するか、他社の3GBプランと契約するほうがお得に利用できるでしょう。

サポート充実度 6/10点

OCNモバイルONEは専門の店舗を構えておらず、電話かメール、またはチャットを利用したサポートを行っています。

初心者の方はgoo SimSellerから端末を購入する場合、SIMパッケージが送られてくる点に少し注意が必要です。商品到着後は自分の手で端末にSIMカードをセットし、APNなどの設定を済ませて開通手続きを行わなくはいけません。

また初期不良こそ対応してくれますが、自社ブランドのgooのスマホ以外の端末は保証サービスが提供されていません。もし端末が故障した場合はメーカーへお問い合わせください。

gooのスマホに関しては破損、水濡れなどのトラブルが発生した時に新品同等品に交換してくれるグーの端末保証や、遠隔操作により初期設定や操作方法をサポートしてくれるグーの安心サポートに加入することが可能です。

他社ブランドのスマートフォンでは通常のサポートしか受けられません。手厚い端末保証サービスに加入したい方や、スマートフォンの扱いに慣れていない方にはgooのスマホがオススメです。

その他サービスの充実度(繰り越し、WiFi、etc) 8/10点

OCNモバイルONEは余ったデータ容量の繰り越しが可能です。日次制限コースなら翌日、月次制限コースなら翌月末まで繰り越して利用することが可能です。

また今までは試験的に導入されていた無料の公衆無線LANサービスですが、2016年7月15日から本格的に提供されることが発表されました。これまで全国約40,000か所に設置されていた無料Wi-Fiスポットが約82,000か所に倍増されます。同様のサービスを提供しているBIGLOBEの約86,000か所に迫る数字で、かなり頑張っていることが伺えます。

データ容量はモバONEアプリを利用して節約することも可能です。最大200kbpsの低速状態=ターボがOFFの状態ではデータ容量を消費しないので、LINEなど通信速度を必要としないシーンではターボをOFFに切り替えて通信することで通信量を抑えられます。

また後述するカウントフリー機能は老舗のプロバイダーであるOCNだからこそ提供できるサービスとも言えるでしょう。比較的サービスが充実しているMVNOです。

OCNモバイルONE独自の特徴

OCNモバイルONEの特徴として真っ先に挙げられるのはその料金プランでしょう。 多くのMVNOが月次制限を行っている中で、OCNは日次制限や低速大容量のコースも提供しています。

しかしOCNモバイルONEの特徴はそれだけではありません。

OCN関連サービスの通信が無料になるカウントフリー機能

サービス
機能
050 plus
通話(発信/着信)
メッセージ機能
マイポケット
ファイルのアップロード/ダウンロード/閲覧
動画視聴(ストリーミング)
SNS連携
動画共有
モバONEアプリ
ターボON/OFF
利用量参照
各種申込
申込サイト
OCNマイページ

※一部対象外の通信あり

カウントフリー機能は申込み不要で、対象のデータ通信には標準で適用されます。OCNが提供している一部のサービスを利用する際のデータ通信をカウントしないので、通信量を気にせずに利用することができます。

音声通話料の項でも紹介しましたが、格安で通話できる050 plusの通信量がカウントされなくなるのが嬉しいですね。セット割引で月額基本料も割引かれるのでOCNモバイルONEとの相性は抜群です。

マイポケットは月額300円から利用できるオンラインストレージサービスで、1つのIDで128GBまでデータを保存することができます。このデータをアップロードしたりダウンロードする際の通信量がカウントされなくなるので、オンラインストレージをよく利用される方には非常にお得感が強いサービスなのではないでしょうか。

その他にもアプリやOCNマイページから手続きする際もデータ容量を消費しません。無料のWi-Fiスポットと合わせて利用すると、スマートフォンのデータ通信量をかなり抑えることが可能です。

バースト転送機能で低速状態でも快適に通信可能

OCNモバイルONEでは近日中にバースト転送機能の提供を開始する予定です。バースト転送機能とは、最大200kbpsの低速状態でも通信開始後の一定量は高速状態で通信が可能になる機能です。

同様のサービスが既にIIJ系列のMVNOなどで提供されていますが、IIJ系列では75KB(3秒間相当)のみバーストされるのに対し、OCNモバイルONEでは150KB(6秒間相当)まで高速通信が可能になる予定です。

通信速度が200kbps(キロビット毎秒)の状態では理論上1秒間で200キロビット、つまり25キロバイト(KB)のデータ通信が可能です。

よって200kbpsで150KBの通信に必要な時間は6秒となります。

例えば同じ低速状態でWEBサイトを閲覧する場合でも、OCNモバイルONEならバースト転送機能がない格安SIMよりも約6秒速く読み込むことが可能です。バースト中に読み込みを完了できなくても、読み込んだ部分まで閲覧することができるので体感速度はかなり速くなるでしょう。

さらにIIJ系列との大きな違いは3日間制限の有無です。IIJmioやDMM mobileもバースト転送機能は提供されているのですが、低速状態で大量に通信するとさらに低速化する可能性があるのです。直近3日間の通信量が366MBを超過すると100kbpsを下回るほどかなり遅くなってしまいます。

しかしOCNモバイルONEは最大200kbpsの低速状態でいくら通信してもこれ以上遅くなることはありません。しかもバースト転送機能の対象となるデータ量も多めなので、低速状態でもかなり快適に通信することが期待できます。

これもOCNモバイルONEならではの強みとなるでしょう。

OCNモバイルONEの口コミ傾向から分かる評判

それではOCNモバイルONEを実際に利用しているユーザーはどのように評価しているのでしょうか。

老舗プロバイダーなので安心

OCNは比較的速く格安SIM業界に参入しましたが、それ以前にインターネットの老舗プロバイダーとしての実績や、NTTグループの関連企業というネームバリューもあります。

「格安スマホ」や「MVNO」などの聞き慣れない単語を聞くと、どのような会社が運営しているのかと不安に思われる方が少なくありません。

そこでインターネット関連サービスで有名なOCNが提供するOCNモバイルONEを選ぶ人が多いようです。料金の安さだけでなく、大手企業という安心感も選ばれる理由の1つなのでしょう。

実際OCNのカスタマーズフロントや、WEBサイトからチャットスタッフへ問い合わせるととても丁寧に対応してくれます。サポート体制に関してはNTTグループの名に偽りなしです。

OCN光モバイル割でさらに安く利用できる

OCNモバイルONEは、格安SIMとしては特に注目するほど安くはありません。しかし自宅の固定回線とセットでOCNを利用することでお得になります。

OCN光とOCNモバイルONEをセットで利用することでOCN光モバイル割が適用され、1回線につき200円/月の割引が受けられます。セット割は最大5回線まで適用可能なので、家族で利用すれば通信料は最大1,000円/月安くなります。

NTTの光コラボレーションが開始したことで、フレッツ光利用者でも簡単にOCN光へ転用することが可能です。そのためOCN光モバイル割も適用しやすくなりました。

このセット割の存在がユーザーの満足度を高めているのは間違いないでしょう。

爆速ではないものの安定感がある

OCNモバイルONEの弱点は実効速度、実際のデータ通信速度です。L2接続を行っている楽天モバイルなどと比べると、1日を通してずっと遅めである感は否めません。

しかし初めての格安SIMにOCNモバイルONEを選んだユーザーからは通信速度に対する不満はあまり聞こえてきません。他社と比べると遅いのだとしても、ユーザーとしては十分実用的な速度だと感じているということでしょう。シェアNo.1を維持していることがその証拠ではないでしょうか。

OCNモバイルONEの格安SIMが合う人・合わない人

ここまでの内容を踏まえて、OCNモバイルONEが向いている人、あるいは向いていない人とはどのようなユーザーなのか箇条書きでまとめてみました。

OCNモバイルONEが合う人

  1. 毎日そこそこスマートフォンを使う人
  2. 通信速度にあまりこだわらない人
  3. 光回線とセットで利用したり、通話料を安くしたい人
  4. 有名で信頼できる事業者の格安SIMを利用したい人

OCNモバイルONE最大の特徴はやっぱり日次制限タイプのコースです。毎日高速通信を利用する人にはOCNモバイルONEがぴったりです。ただし通信速度はあまり速い部類ではないので、その点は少し妥協することになります。

通話料金をとにかく安くしたいという人には050 plusとの相性が良くて最適です。またフレッツ光を契約しているならOCN光に転用することでOCNモバイルONEの月額利用料金も安くなります。

OCNは老舗プロバイダーとしても有名な企業なので、ある日いきなりサービスが終了するというようなことはないでしょう。電話かインターネット経由のみですがサポート体制もしっかりとしています。安心感を買いたいという人にもオススメです。

OCNモバイルONEが合わない人

  1. 爆速で快適にデータ通信を利用したい人
  2. 高品質な音声通話を利用したい人
  3. 人気端末を購入して補償サービスに加入したい人

逆に高速でガンガン通信したいという人には向いていません。そもそも格安SIM自体が大手キャリアと比べると低速になりがちな傾向があるので、いずれにしても通信速度に関しては多少の妥協が必要です。

また、たくさん通話をするけどIP電話の品質は嫌という人にも合いません。高品質で長時間通話したいなら大手キャリアの通話定額プランを契約しましょう。

gooのスマホ以外は販売後のサポートを行っていないので、故障や水濡れなどの補償サービスに加入したいのであれば他の事業者から購入するほうが良いでしょう。

OCNモバイルONEが合わない人におすすめのMVNOをPick Up!

今回紹介したOCNモバイルONEにはない特徴とメリットを備えているMVNOを2つ選び抜きました。

OCNモバイルONEは自分には合わないな、と感じた人は以下の格安SIMサービスを検討してみてください。

DMM mobile

DMM mobileではデータ容量別に10種類のプランが提供されています。どれも業界最安クラスの料金設定なので、光回線とセットでなくともかなり安く利用することができます。

またデータ容量は少ないもので1GBから、最大20GBの大容量なプランまで用意されています。月間のデータ通信量に合わせて細かくプランを選べるので無駄が少ないです。

8GB以上のプランは標準で最大3枚のデータSIMでシェアが可能です。音声通話SIMを追加する場合も1枚につき700円/月で済むので、OCNモバイルONEよりも複数枚のSIMカードでの利用に適しています。

セット販売端末のラインナップも豊富で、幅広いメーカーの機種を取り扱っています。どの機種でもDMM mobileの補償サービスに加入することが可能なので安心です。

楽天モバイル

楽天モバイルはL2接続の開始以降、実効速度が改善したことで評判が良いです。実効速度はエリアなどの条件によって全く異なってくるので一概に評価することはできませんが、OCNモバイルONEよりは快適な通信が期待できるでしょう。

料金プランは4種類だけと少ないですが、端末のラインナップはDMM mobileと並んで最高クラスの多さ。国内メーカーから海外メーカー製まで人気端末を取り揃えており、やはり独自の補償サービスに加入することが可能です。

また通話料が安くなる楽天でんわアプリのオプション「5分かけ放題」は楽天モバイルユーザーのみが利用できます。プレフィックス方式なのでIP電話の050 plusよりも安定した品質で通話できるのもポイント。通話品質を妥協したくない人には楽天でんわがオススメです。

OCNモバイルONEでおすすめの格安スマホセットをPick Up!

goo SimSellerで販売されている機種から2つピックアップしました。

AQUOS SH-M02ベースのgooのスマホ g04

gooのスマホ g04はSHARP製のAQUOS SH-M02をベースに作られています。防水やおサイフケータイといったガラケー機能を搭載した数少ないSIMフリースマートフォンです。

また高品質な音声通話サービスVoLTEに対応している非常に希少な機種でもあります。ドコモのクアッドバンドLTEに対応しているため、日本全国の広範囲なエリアでVoLTEや高速データ通信を利用することが可能です。

gooのスマホは端末保証に加入できるのでもしトラブルが起きたとしても安心。g04以外の同シリーズのスマートフォンもオススメです。

大容量バッテリーを搭載したZenFone MAX

大人気ASUSのZenFoneシリーズかZenFone MAXを選んだ理由は、その電池持ちの良さです。5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、普通のスマホよりもかなり長持ちします。

OCNモバイルONEの110MB/日コースや170MB/日コースを利用する人はスマホを使う頻度が高く、電池持ちはとても大事な要素なのではないでしょうか。ZenFone MAXなら1日や2日くらい充電を忘れても平気なくらい長時間駆動が可能です。

スマホの使用頻度が高く、バッテリーライフを重視するユーザーにオススメの機種です。

OCNモバイルONEの申込方法と注意点

OCNモバイルONEを契約する場合、基本的にはまずSIMパッケージを手に入れる必要があります。SIMパッケージが届いたら格安SIMカードの購入から開通までの流れを参考に申込み手続きを行いましょう。

ただし先述の通り、同時にデータSIMのシェアを申込む場合はまずカスタマーズフロントに問い合わせましょう。またWEBサイトから申込む場合、支払いはクレジットカードしか指定できません。口座振替を希望する場合もまずはカスタマーズフロントへ電話でご相談ください。

また音声SIMのパッケージにはSIMカードが同梱されていません。申込み手続き後にSIMカードが発送されるので、SIMカードが到着してから開通手続きを行うことで利用可能となります。データSIMのパッケージにはSIMカードが同梱されているので、申し込み手続き後すぐに利用できるようになります。

まとめ

OCNの格安SIMサービスは爆速とは言えないものの、安定していてサポートもしっかりとしているので初心者にもオススメできるMVNOです。シェアNo.1はダテではありません。

日次制限タイプのコースなら毎日のデータ通信量を気にしなくても、次の日にはまた高速状態で通信が可能になります。通信制限に引っ掛かって月末まで低速状態に…なんてことにはなりません。

また通話品質にこだわらなければ050 plusを利用することで通話料を劇的に安くすることが可能です。またOCN光とセットで利用することで基本料金の割引も受けられます。

自社ブランド以外のセット販売端末に関してはサポートが手薄ですが、gooのスマホはコストパフォーマンスに優れていてどの機種もオススメです。

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