mineo(マイネオ)徹底検証!全7項目の他社から分かる特徴とおすすめな人

公開日:2016/08/16
著者:GARNET

最終更新日:

初のau系MVNO、そして初のマルチキャリア対応のMVNOでもあるmineoについて、その料金プランや独特なサービスについて解説します。

月額料金の安さだけが格安SIMの魅力ではないということがよく分かるMVNOです。

mineo(マイネオ)徹底検証!全7項目の他社から分かる特徴とおすすめな人

mineoの格安SIMをかんたん解説

auプラン
デュアルタイプ
シングルタイプ
音声通話SIM
SMS付きデータSIM
500MB
1,310円/月
700円/月
1GB
1,410円/月
800円/月
3GB
1,510円/月
900円/月
5GB
2,190円/月
1,580円/月
10GB
3,130円/月
2,520円/月

ドコモプラン
デュアルタイプ
シングルタイプ
音声通話SIM
SMS付きSIM
データSIM
500MB
1,400円/月
820円/月
700円/月
1GB
1,500円/月
820円/月
800円/月
3GB
1,600円/月
1,020円/月
900円/月
5GB
2,280円/月
1,700円/月
1,580円/月
10GB
3,220円/月
2,640円/月
2,520円/月

マルチキャリア対応のmineoはauプラン(Aプラン)とドコモプラン(Dプラン)の2種類から選ぶことができます。

mineoでは音声通話に対応しているプランをデュアルタイプ、対応していないプランをシングルタイプと呼びます。auプランのシングルタイプは標準でSMSを利用することができるので、ドコモプランのSMS付きデータSIMと比べると120円/月安いです。またデュアルタイプに関しても90円/月安く設定されています。

mineoはドコモとauのマルチキャリア対応

キャリア端末のSIMロック解除
テザリング可否
LTEスマホ
VoLTE対応機
Android
iPhone
Aプラン
不要
必要
×
Dプラン
全機種不要

多くのMVNO・格安SIMはドコモ回線を使用していますが、mineoではau回線を使用するauプランも提供されています。2つのプラン内容自体はほとんど差がありませんが、利用できる端末に大きな違いがあります。

auプランはauが販売した4G LTE対応スマートフォンやSIMロック解除済みのVoLTE対応機種、またはarrows M03など一部のSIMフリースマートフォンで使用することが可能です。VoLTE非対応のLTEスマホはSIMロック解除が不要ですが、VoLTE対応のスマホやガラホはSIMロックを解除しなければ使用できないので要注意です。

またauプランはAndroidスマートフォンではテザリングを利用できますが、iPhoneでは不可能です。またiOSのバージョンによってはデータ通信自体が利用できない場合があります。なのでauプランではiPhoneやiPadを使用することはオススメしません。

一方でドコモプランはVoLTEの対応状況に関わらず、ドコモ端末ならSIMロックを解除しなくても使用可能です。ただしドコモのAndroid搭載端末ではテザリングを使用できない場合があります。

mineoの格安SIMを契約する場合は使用予定の端末に合わせてプランを選択しましょう。

音声通話SIMも最低利用期間なし&解約金無料

mineoのデュアルタイプ、つまり音声通話付きSIMはデータSIM同様に最低利用期間がありません。つまりいつでも解約金無料で解約することが可能です。

ただしMNP転出で他社へ乗り換える場合は手数料に気を付けましょう。MNP転出手数料は通常2,000円ですが、利用開始翌月から12か月以内に転出する場合は11,500円と高額になります。

単純にmineoを解約するなら問題ないですが、電話番号を引き継いで他社へ乗り換えたいなら実質1年間の最低利用期間が存在するので注意しましょう。

余ったデータ容量はシェアしたりプレゼントすることも可能

フリータンク

mineoは異なる契約回線でデータ容量(パケット)をシェアしたりプレゼントできるシステムを複数提供しています。

パケットシェアは余ったデータ容量を家族でシェアするためのシステムです。同一の住所に住んでいる契約者同士なら最大5回線まで申込むことが可能で、使い切れずに翌月へ繰り越されたデータ容量を分け合うことができます。もちろんauプランとドコモプランを跨いで共有することも可能です。

パケットギフトを利用すれば家族以外の人とでも余ったデータ容量を分け合うことができます。ギフトとしてプレゼントできるデータ容量は10MB単位で、同一のeoID契約回線以外ならどなたにでも贈ることができます。受け取ったデータ容量の有効期限は翌月末です。

もう1つ、mineコミュニティサイトのマイネ王では全mienoユーザーとデータ容量を共有するフリータンクというサービスが提供されています。余ったデータ容量をフリータンクに入れておけば、データ容量が足りない時にはここから引き出すことができます。ただし引き出せるのは毎月21日以降に2回まで、また合計1,000MBまでという制限付きなので計画的に利用しましょう。

上記以外にも、マイネ王で役に立つ情報を提供してくれたユーザーに1回10MBのチップをプレゼントすることもできます。このようにmineoでは余ったデータ容量を他のユーザーと共有することで有効活用するためのサービスがたくさん提供されています。

専用アプリ不要で通話料がお得になる2つの通話定額オプション

mienoでは2種類の通話割引サービスが提供されています。

1つは050IP電話アプリのLala Call。通常の090音声通話に比べると通話料が圧倒的に安く、また2017年1月分までは月額基本料無料で利用することができます。2017年2月以降は月額100円へ改訂されますが、その代わり無料通話100円が付与されます。

注目すべきはもう1つの通話定額オプションです。通話定額とされていますが、無料通話型の割引サービスと考えていただくと分かりやすいでしょう。毎月定額の料金を払うことで、金額に応じた無料通話が付与されるオプションです。

  • 通話定額30:840円/30分
  • 通話定額60:1,680円/60分

通常の090音声通話料は20円/30秒です。通話定額30なら30分、つまり1,200円分の通話が840円で利用できるので最大360円お得になります。通話定額60なら2倍の720円お得ですね。それぞれ30分、60分超過分は20円/30秒で通話できます。

このmineoの通話定額は、一見すると他社の通話割引より見劣りするかもしれません。例えばBIGLOBEでんわの通話パック60ならたった650円/月で60分までの通話が定額で利用できてしまいます。実に通話定額60の半額以下ですね。

しかしmineoの通話定額のメリットは専用アプリが不要という点にあります。アプリを利用したプレフィックス方式のBIGLOBEでんわなどとは異なり、回線交換方式の高品質な090音声通話のまま割引を受けることができるのです。

プレフィックス方式は他社のネットワークを経由することで低価格な通話料を実現していますが、その代償として通話品質がどうしても劣化してしまいます。またサービスによっては、固定電話へ発信する際は非通知になるデメリットもあります。

mineoは「通話料を安くしたいけど通話品質は妥協したくない」という人に最適なのです。

格安SIMの比較ポイントから見るmineoの強みと弱み

ここでは下記の7つの項目について10段階で評価してみました。

格安SIMの比較ポイントから見るmineoの強みと弱み

  • プラン充実度
  • 通信速度
  • 取扱いスマホセットの充実度
  • 音声通話料
  • 月額料金
  • サポート充実度
  • その他サービスの充実度(繰り越し、WiFi、etc)

ただし通信速度に関しては、実際に利用するエリアや環境、時期によっても評価は著しく変化します。「このような傾向がある」程度に留めてお読みいただくようお願いします。

プラン充実度 9/10点

mineoは単に基本データ容量別に5種類のプランが提供されているだけでなく、それぞれauプランとドコモプランを選択することが可能です。またauプランの場合は実質追加料金不要でSMS付きのデータSIMを利用することができてお得です。

基本データ容量については500MBから10GBまでと幅広く用意されています。毎月のデータ通信量が10GBを超えてくると割高になってしまいますが、4つのパケットシェアシステムを駆使すれば比較的低コストでデータ容量を増やせます。料金プランに関してはほとんど隙がないと言っても良いでしょう。

また基本データ容量が異なるプランへ変更できるだけでなく、手数料は発生しますがauプラン⇔ドコモプランやシングルタイプ⇔デュアルタイプのような変更も可能です。mineoほど様々な利用スタイルに合わせられる格安SIMはそうありません。

通信速度 5/10点

サービスが充実しているおかげで無駄なくデータ容量を使えるmineoですが、そのためか通信速度はあまり芳しくない状態が続いています。

とは言え、WEBサイトを閲覧したり中程度の画質の動画を再生するくらいなら全く問題ないレベルです。ファイルサイズが大きなデータを扱わなければストレスを感じるようなことはほとんどないでしょう。

因みにユーザー数に大きな差があるのか、ドコモプランよりもauプランのほうが若干通信速度が速い傾向があるようです。

取扱いスマホセットの充実度 3/10点

プランとは対照的に、mineoが取り扱っている端末は非常に少ないです。

これはauが使用している電波規格が少々特殊で、auプランに関してはそもそも対応する端末がほとんど存在しないという仕方ない面もあります。

しかしドコモ回線で使用できるSIMフリースマートフォンはたくさん存在するにも関わらず、mineoで取り扱っている端末の数は他社と比べて少なめです。またミドルスペックの機種が大半を占めています。

ハイスペックなスマートフォンを求めている方には物足りないラインナップかもしれません。一方でスマホに特にこだわりがなく、最低限の性能を備えていればそれで良いという方には問題ないでしょう。

音声通話料 10/10点

既に述べたようにmineoの通話定額は品質とのトレードオフでそこまで安くはなりません。料金だけ見れば、通話料が半額になる楽天でんわやBIGLOBEでんわなどプレフィックス方式の通話アプリのほうがお得です。通話定額に関して言えばせいぜい7/10点くらいでしょうか。

ただし品質を下げてでも通話料を安くしたいなら、IP電話アプリのLaLa Callという選択肢もあります。これなら固定電話へは8円/3分、携帯電話へは18円/1分と半額以下の料金で通話できます。

IP電話は回線交換方式やプレフィックス方式よりも品質が不安定というデメリットはありますが、固定電話へかける時間が長いなら圧倒的に安くなります。破格です。しかもmineoユーザーはLaLa Callで発生するデータ通信量はカウントされません。

料金と品質のどちらを重視するかによって利用するサービスを選択すると良いでしょう。

月額料金 8/10点

mineoはデータ容量当たりの単価はそれほど安くありません。平均かそれよりも若干高いくらいです。

しかしデータ通信量が少ない人向けに500MBや1GBのプランが用意されているので、最安700円/月から利用可能です。高速通信が可能な格安SIMとしてはDMM mobileに次ぐ安価なプランでしょう。

またパケットシェアやパケットギフトなどを利用すれば低コストでデータ容量を増やすことができます。手間は掛かりますが、上手く活用すればかなりお得に利用できる格安SIMです。

サポート充実度 8/10点

サポート体制は独特ですが充実しています。

mineoコミュニティサイトのマイネ王ではユーザー同士が情報を共有できるQ&A(王国教室)が用意されています。また掲示板(王国広場)ではmineoに関する様々な話題を通してユーザー同士が交流を図っています。同じ格安SIMユーザー同士が助け合える場を提供しているMVNOは非常に珍しいです。

また店舗でのサポートも行っています。グランフロント大阪に構えているmineoアンテナショップではmineoの新規申込みを始めとして、各種SIMパッケージの販売やmineo端末の初期設定サービスも行っています。アンテナショップは全国でこの1店舗だけですが、ここなら即日契約・お渡しが可能です。

SIMと端末は後日郵送となりますが、申込み手続きとそのサポートを受け付けているサポート店なら全国に166店舗あります(2016年8月1日現在)。サービス内容について詳しく説明を受けたり、ネットワーク設定やメールアプリの設定についてもサポートしてもらうことが可能です。

その他サービスの充実度(繰り越し、WiFi、etc) 9/10点

余ったデータ容量は翌月に繰り越せたり、予め申込んでおけば家族と分け合うこともできます。高速通信のON/OFFを切り替えるアプリも提供されていますし、繰り越しても使い切れない時はフリータンクに預けておけば翌月以降に引き出せます。

公衆無線LANサービスは提供されていませんが、それ以外のサービスはかなり充実しています。強いて言うならば、当月付与された基本データ容量をすぐにシェアすることはできず、翌月に繰り越さてからでないとダメな点が少しネックでしょうか。

サービス充実度は格安SIMの中でもトップクラスです。

mineo独自の特徴

ここまでmineoについて簡単に評価してみましたが、ここではmineo独自の特徴についてもう少し掘り下げてみます。

マルチキャリア対応だから端末の選択肢が多い

auをMNOとしているMVNOはかなり珍しいですが、auとドコモなど複数のMNOを持つMVNOはさらに希少で現状ほとんど存在しません。1契約で利用できる回線はauかドコモのどちらか1つだけですが、それだけでも十分メリットがあります。

例えば現在auのスマートフォンを利用している方が格安SIMに乗り換える場合、au系の格安を契約すればすぐに新しい端末を購入し直す必要はなく、今のスマホを使い続けることができるので初期費用をかなり抑えられます。しかしその後が問題です。

先ほども述べましたが、au回線に対応している格安スマホ・SIMフリースマホは非常に少ないのが現状です。auから使い続けていた端末が古くなって機種変更したくなった時、端末の選択肢がほとんど存在しないのです。現在のmineoの取り扱い端末を見てもarrows M03かその旧型の2種類しかありません。

市販のSIMフリースマートフォンを購入するにしても、多くはドコモ系の格安SIMに向けて設計されているのでau回線では音声通話が使えません。機種を選びたければ結局ドコモ系のMVNO・格安SIMに乗り換えるしかなく、しかしそのためにMNP転出料や契約手数料などを支払う羽目になってしまいます。

例えばau系MVNO・格安SIMであるUQ mobileから他社へ乗り換える場合、下記の費用が必要となります。

  • MNP転出手数料3,000円
  • 新規契約事務手数料3,000円(支払先は転出先の携帯電話会社)
  • 契約解除料9,500円(ぴったりプランで更新月以外に解約する場合、もしくはそれ以外のプランで利用開始から12か月未満で解約する場合)

しかしmineoなら2,000円の手数料を払うだけでauプランからドコモプランへ変更することが可能です。しかも複雑な手続きは不要で、WEBのマイページから簡単に申込むことができます。SIMカード自体は新しいものと交換しなくてはいけませんが、他社へ乗り換える手続きと比べると圧倒的に安く簡単に済ませられます。

マルチキャリア対応のmineoは、端末の自由度が最も高いMVNOです。

mineoユーザー全員とデータ容量をシェアできるフリータンク

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家族間でデータ容量をシェアできる格安SIM自体は珍しくありません。しかし家族以外ともシェアできる格安SIMはmineoだけです。

特にフリータンクを利用すれば、パケットシェアする家族がいなくてもデータ容量を無駄にしなくて済みます。翌月に繰り越しても使い切れない場合はフリータンクへ預けて、基本データ容量が少ない下位プランへ変更すると良いでしょう。プランを変更してもデータ繰り越しは可能ですし、それで不足するようであれば21日以降にフリータンクから引き出せばOKです。

フリータンクから引き出せるデータ容量は1か月に1GBまでと制限があるので、家族や友人にmineoユーザーがいるならパケットギフトで直接分け合うほうが良いでしょう。こちらなら特に上限はなく、また受け取ったデータ容量の有効期限は翌月末まで延長されます。

データ容量を最も無駄なく、有効に活用できるのもmineoでしょう。

専用アプリ不要で通話料がお得になる

2016年6月からスタートした通話定額オプションはプレフィックスではなく、専用アプリ不要で利用できるのがメリットです。特にauプランにおいては、VoLTEの高音質な通話が割安で利用できる利点が大きいです。

VoLTE非対応機では3G回線で音声通話を行っているのですが、auの3G回線は他社と異なる規格を採用しており、ドコモやソフトバンクよりも音声通話の品質が劣ります。一方でLTEに関しては3社とも同じ規格を採用しているので、LTE回線で音声通話を行うVoLTE対応機なら他社と同レベルの品質で音声通話を利用することが可能なのです。

しかし現状VoLTEは同じ通信会社同士で通話する場合のみ、高品質な音声通話を利用することができます。つまりドコモからauへ発信するなど、異なるネットワークへ接続する場合はVoLTE品質ではなくなってしまうのです。したがってプレフィックス方式の通話割引サービスも、他社のネットワークを経由するのでVoLTEの恩恵が受けられません。

これらのデメリットを克服したのがmineoの通話定額です。普通に発信しても通話料の割引が受けられて、しかも条件を満たせばVoLTEも利用できます。現在同じようにアプリ不要で通話料の割引を行っているMVNOは、mineoの他にはUQ mobileやDTI SIMくらいしかありません。

専用アプリが不要という事の裏には、高品質な通話が割安で利用できるというメリットが隠されているのです。

mineoの口コミ傾向から分かる評判

実際にmineoを利用しているユーザーはどのように評価しているのでしょうか。

データ容量を節約するためのサービスが充実

mineoが評価されている点はやはりパケットシェアやフリータンクといった便利な独自システムです。

データ容量を消費しない低速モードという格安SIMお馴染みの機能だけでなく、他にはない独自のサービスをいくつも提供しています。プランの価格設定自体は特別安くはありませんが、これらのサービスを駆使することでかなりお得に利用できるのは既に説明した通りです。

初のau系MVNOに加えて初のマルチキャリア対応のMVNOでもあり、新しいサービスを次々と打ち出してくれる革新的なMVNOです。

通信速度は標準的

mineoの通信速度は格安SIMとしては標準的です。お昼時は低速化しやすい傾向もあるようですが、概ね快適だと感じるユーザーが多いようです。

格安SIMの中でもトップクラスの通信速度を誇るUQ mobileがau回線を使用しているため、au回線かつ通信速度を重視するならmineoよりもUQ mobileを選ぶユーザーが多いでしょう。そのため少々速度が遅くても比較的割り切って利用できるユーザーがmineoには多いのかなと思います。

目立って速いわけではないmineoが高評価を受けているのはやはりサービスが充実しているからでしょう。逆に通信速度を重視するならUQ mobileのほうがオススメです。

mineoの格安SIMが合う人・合わない人

mineoの格安SIMが合う人・合わない人

ここまでの内容を踏まえて、mineo SIMが向いている人、あるいは向いていない人とはどのようなユーザーなのか箇条書きでまとめてみました。

mineoが合う人

  • 豊富なサービスを使いこなせる自信がある人
  • 家族で無駄なくデータ容量を分け合いたい人
  • 高品質な音声通話をお得に利用したい人

mineoではデータ通信量を節約したり分け合うためのサービスが複数用意されています。こういったサービスを使いこなす自信がある人には非常にオススメしたい格安SIMです。

また家族間でデータ容量を分け合うパケットシェアは、他社が提供しているシェアプランにはないメリットがあります。mineoは使い切れずに翌月へ繰り越したデータ容量だけがシェアされるので、当月付与されたばかりの基本データ容量が家族に使われてしまう心配がありません。繰り越さなければ分けられないというデメリットもありますが、家族によって全部使い切られてしまうリスクがあるよりは良いと感じる人のほうが多いのではないでしょうか。

プレフィックス方式やIP電話方式以外の通話割引サービスを提供している格安SIMはまだまだ少ないです。特にauプランを提供しているmineoだからこそ、そのメリットはすごく大きいです。安く電話をかけたいけど品質が下がるのは嫌だという人にぴったりです。

mineoが合わない人

  • いろいろなサービスを使いこなす自信がない人、利用するのが面倒だと感じる人
  • 格安スマホをセットで購入したい人
  • 毎月60分以上の長時間通話を利用する人

mineoのメリットを生かすためにはそのサービスを活用しなくてはいけません。これらを使いこなす自信がない人、あるいは利用するのが面倒だという人には残念ながら向いていないかもしれません。

またマルチキャリア対応により端末の選択肢は非常に多いのですが、肝心のmineo取り扱い端末自体はかなり少ないです。今使っている端末をそのまま使い続けたり、市販のSIMフリースマートフォンを利用するのなら問題ありませんが、格安SIMとスマホをセットで購入しないと不安だという方には機種の選択肢が少なく、欲しい端末が手に入らない可能性が高いです。

mineoの通話定額は通話料金を重視する方には向いていません。特にドコモプランでは3G回線でも十分な品質で通話できるので、VoLTEの恩恵をあまり感じられないかもしれません。下の表はプレフィックス方式のBIGLOBEでんわと通話料金を比較してみたものです。

60分通話料金
60分超過分
mineo 通話定額60
1,680円
20円/30秒
BIGLOBEでんわ 通話パック60
650円
10円(不課税)/30秒

mineoの通話定額60は60分まで1,680円/月の定額で利用できますが、BIGLOBEでんわの通話パック60なら半額以下の650円/月で利用できます。しかも60分超過後の通話分に関しても後者のほうがほぼ半額となるので、通話時間が長くなるほどその差額はますます大きくなっています。

よって通話時間が長い人には向いていません。品質を妥協してIP電話を利用するか、大手キャリアの通話定額を契約して2台持ちしたほうが安く運用できるでしょう。

mineoが合わない人におすすめのMVNOをPick Up!

mineoは合わないなと感じる人にオススメしたいMVNOを2つご紹介します。

シンプルに利用したい人や、通話時間が長い人はこちらの格安SIMも検討してみてください。

DMM mobile

あれこれサービスを利用するのは面倒、とにかく安くてシンプルな格安SIMがいい!という人にはDMM mobileがオススメです。全プランが業界最安クラスなので、普通に使っているだけでも圧倒的に低価格で済みます。

例えばmineoのデータSIM 1GBプランが700円/月なのに対し、DMM mobileなら480円/月で利用できてしまいます。音声通話付きのSIMカードでも、大容量のプランでも、家族複数人で利用する場合でもDMM mobileのほうが割安です。

パケットギフトやフリータンクのようなサービスはありませんが、高速通信をOFFにしてデータ容量を節約する機能だけは利用できます。シンプルに利用したい人にとってはこれで十分でしょう。

またmineoの弱点である取り扱い端末のラインナップがDMM mobileは豊富です。特に1万円台の低価格な機種に力を入れているので、乗り換えると同時に端末を購入する場合でも比較的低コストで抑えられるのもメリットですね。

簡単に料金を最安クラスまで安くしたいならDMM mobileを検討してみてはいかがでしょうか。

BIGLOBE SIM

長時間通話するなら品質を少し妥協して、プレフィックス方式のBIGLOBEでんわを利用したほうが通話料を抑えられます。BIGLOBEでんわはBIGLOBE SIMユーザーのみが利用できます。

BIGLOBEでんわの通話パック60なら毎月60分までは650円で通話できますし、60分を超過してもmineoの半額で利用することが可能です。品質は若干落ちるとは言え、IP電話ほど不安定にはならないので料金とのトレードオフだと思えば不満はないでしょう。

またBIGLOBE SIMはmineoよりも多くの格安スマホを取り扱っており、オプションとして公衆無線LANサービスのBIGLOBE Wi-Fiも提供されています。しかもBIGLOBE Wi-Fiは上位プランなら追加料金不要で1ライセンス付与されます。外出先でたくさんデータ通信を利用する人は、よく立ち寄るお店などにBIGLOBE Wi-Fiが利用できるスポットがないか調べてみると良いでしょう。

以上の理由から通話もデータ通信もたくさん利用するならBIGLOBE SIMのほうが適しているかもしれません。

mineoでおすすめの格安スマホセットをPick Up!

mineoでおすすめの格安スマホセットをPick Up

mineo SIMとセットで購入できる格安スマホから2機種をピックアップしました。

どちらも人気のゲームアプリ「Pokémon GO(ポケモンGO)」に対応していますが、HUAWEI P9 liteはジャイロセンサー(ジャイロスコープ)を搭載していないのでAR機能を利用したプレイは不可能なのでご注意ください。

HUAWEI P9 lite

HUAWEI P9 liteはフラグシップのP9をベースに作られたミドルスペックの格安スマホです。

同じ価格帯のスマートフォンと比べると全体的にスペックが高く、コストパフォーマンスが優れているという印象が強いです。特にカメラに関してはSONY製のイメージセンサーを搭載しており、ライバル機よりもワンランク上の綺麗な写真が撮れるでしょう。

この価格帯のHUAWEI機としてはもはや珍しくありませんが、P9 liteの背面には指紋認証センサーが搭載されています。触れるだけで画面ロックを解除できる指紋認証センサーは非常に便利です。

3万円前後のミドルレンジとして今後の売れ筋の1つとなるでしょう。

富士通 arrows M03

富士通製SIMフリースマートフォンで大人気のarrows M02の後継機であるarrows M03もオススメです。こちらも今後大人気の機種となることは間違いないでしょう。

arrows M03の特徴の1つは、ドコモ回線とau回線のどちらでも快適に使えるマルチキャリアなSIMフリースマートフォンであることです。マルチキャリアに対応しているmineoにぴったりのSIMフリースマートフォンですね。ドコモプランでもauプランでも、VoLTEを利用した高品質な音声通話が利用できます。通話定額との相性もばっちりです。

SIMフリースマホとしては珍しく、防水防塵やおサイフケータイといったガラケー機能も搭載しているのも大きな魅力ます。旧型のM02と比べるとOSバージョンがAndroid 6.0 Marshmallowとなり、耐衝撃性能が約2倍になるというスペック表では分からない進化も遂げています。また同じフラットボディでも高級感はかなり増しました。

ガラケー機能が使える格安スマホを求めている方にオススメの機種です。

mineoの申込方法と注意点

mineoはWEBサイト以外にも紹介したアンテナショップやサポート店で申込むことが可能です。

また対応するSIMパッケージやエントリーコードを持っている場合、申込時に申請することで事務手数料の3,000円が無料となります。

その他の注意点は一般的な格安SIMと同じです。どのプランを契約する場合でも支払いに利用するクレジットカードは必須。音声通話に対応しているデュアルタイプを契約する場合や、セット端末を分割払いで購入する場合は運転免許証などの本人確認書類も必要です。

まとめ

mineoでは独自の便利なサービスがたくさん提供されています。これらを活用すれば、見た目の料金以上にお得に利用することが可能です。

またauプランとドコモプランの2種類から選べるので、使用できる端末の種類は非常に幅広く、MVNO屈指の多さです。一部例外を除き、auやドコモのスマートフォンを利用している方は今の機種をそのまま使い続けることで初期費用をグッと抑えられます。

一方でmineo自身はそれほど多くの端末を販売していないのがネックです。また便利なサービスが多いのですが、これらを利用するのが面倒だと感じる方も少なからずいらっしゃるでしょう。そのような方にはmineoは向いていないかもしれません。

しかし上手く利用すればどなたでもお得に利用できる格安SIMに違いはありません。ユーザー同士で助け合う場も提供されており、初心者から玄人までオススメできるMVNOです。

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