【初心者も安心!】auから格安スマホへのかんたんMNP乗り換え手順

公開日:2016/12/09
著者:GARNET

最終更新日:

ここではauのスマートフォンを利用している方が格安スマホへ乗り換える場合の手順について解説します。

スマートフォンを新しく購入する場合は特別注意すべき点はありませんが、auのスマートフォンを引き続き使用する場合はいくつかの条件を満たしている必要があります。

auから格安スマホへのかんたんMNP乗り換え手順

auを解約する際の注意点

auを解約するにあたって注意すべき点がいくつかあります。

電話番号を引き継ぐ場合はMNPを利用する

現在auで利用している電話番号を引き継いで格安スマホに乗り換えたい場合はMNPを利用しましょう。

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)とは、携帯電話の電話番号を引き継いで他社に乗り換えるための制度のことです。MNP契約するためにはMNP予約番号と呼ばれる10桁の番号をauに発行してもらう必要があります。

MNP予約番号は即日で発行することが可能で、発行日を含めて15日間有効です。有効期間内にMNPが完了しなかった場合は無効となり、再発行する必要があります。発行手数料として3,000円を請求されますが、これはMNPが完了した場合にのみ発生します。再発行しても二重に請求されることはありません。

予約番号発行の申込みはauショップ、または総合窓口(auの携帯電話から157へ発信)で受け付けています。

キャリアメールなどの独自サービスは利用できなくなる

キャリアメールなどの独自サービスは利用できなくなる

MNPで引き継ぐことができるのは電話番号のみです。キャリアメールのアドレスや、auの独自サービスを引き続き使用することはできません。

またキャリアメールのアドレスを登録しているWEBサービスなどがある場合は、auを解約する前に登録情報を変更しておきましょう。Gmailなら他社に乗り換えた後も共通のメールアドレスを使い続けられるので、Gmailアドレスに変更するのがオススメです。

WEBサービス以外にも、キャリアメールで連絡を取り合っている相手がいる場合はその人にも新しいアドレスを教えておいたほうが良いです。もし相手がPCメールの受信を拒否設定していると連絡が取れなくなってしまうかもしれません。

キャリアメールに限らずauのサービスは全て使用できなくなるので、今一度利用しているキャリアサービスについて確認してみましょう。

2年契約の更新月以外に解約すると解約金が発生する

auの携帯電話を契約してるユーザーの多くは2年間の定期契約をすることで基本使用料が割引される誰でも割に加入されているかと思います。いわゆる2年縛りですね。

2年契約の更新月以外に解約すると解約金が発生する

誰でも割加入期間は基本使用料が安くなりますが、その代わりに2年に1度訪れる2か月の更新期間以外に解約すると9,500円の契約解除料が発生します。更新月は最後に機種変更した月から起算するのではなく、誰でも割加入月から起算する点に注意してください。

また過去にMNP購入サポートやスマホ交換プログラムなどの一括購入割引サービスを利用した場合、購入から一定期間以内に解約すると別途契約解除料が発生する場合があります。

2年契約の解除料程度の費用は格安スマホに乗り換えて月額料金を下げることですぐに取り戻せますが、最初に高額な費用が発生するのでその心づもりはしておきましょう。

解約月の料金は日割計算にならない

以前のauは解約月の料金が日割で計算されましたが、2016年10月現在は日割にならないのでご注意ください。

その代わりに誰でも割の基本使用料割引と、家族割の通話料割引は解約月も適用されるようになりました。昔は解約月に家族間でたくさん通話していると予想外の高額請求が発生する恐れがありましたが、現在はその心配はありません。

乗り換えるMVNOと使用する端末を決める

解約の注意点について確認できたら、次は具体的にどのMVNOに乗り換えるのか、また端末はどうやって調達するのかを決めましょう。

MVNOと契約する場合、端末の購入は必須ではありません。SIMカードのみ契約して、端末はauで使っていたものを使い続けることも可能です。

ただし、auのスマートフォンをMVNOのSIMカードで利用するためにはいくつかの条件を満たしている必要があります。下記の条件を満たす端末を所有していない場合はMVNOのセット販売端末を購入するか、市販のSIMフリー端末を購入しましょう。

格安SIMで利用できるauスマートフォンについて

mieno/UQ mobile
IIJmio
その他のMVNO
3Gスマートフォン
×
×
×
4G LTEスマートフォン
×
×
VoLTE対応機種

auが販売しているスマートフォンは大きく分けて3種類が存在します。

まずはLTEに対応していない3Gスマートフォン。最近の機種はいずれもLTEに対応していますが、もしかしたらLTEに対応していない機種を使っている方もいらっしゃるかもしれません。しかしこのタイプのスマートフォンは格安SIMで使用することはできません。残念ですが、新しくSIMフリースマートフォンを購入しましょう。

VoLTE非対応の4G LTEスマートフォンなら、mineoのAプランやUQ mobileに対応しています。SIMロックを解除することができないので、IIJmioのタイプAを含むその他のMVNOでは利用できません。

IIJmio タイプAはau VoLTE対応機向けの格安SIMサービスです。mineo AプランやUQ mobileとは異なり、非VoLTE対応機では利用できないのでご注意ください。

VoLTEに対応しているauスマートフォンの多くは、SIMロックを解除することで全ての格安SIMで利用可能になります。ただし下記の機種はSIMロックを解除できないので、VoLTEに対応していても格安SIMで利用することはできません。

  • URBANO V01
  • isai LGV31
  • BASIO
  • AQUOS SERIE mini SHV31
  • INFORBAR A03

対応している電波の周波数帯についてはSIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧をご確認ください。

対応周波数帯を調べてみるとiPhoneやHTC 10 HTV32のような例外を除き、基本的にau回線のみに適したチューニングが施されていることが分かります。またau VoLTEに対応していても、ドコモやソフトバンク系のSIMカードでVoLTEを利用できる保証はないのでご注意ください。

以上の理由から、特にAndroidのau VoLTE対応機に関してはUQ mobileやmineo、IIJmioといったau系MVNOで利用することが推奨されます。ただしauが販売したものではない、SIMフリーでau VoLTEに対応している機種についてはこの限りではありません。

au端末のSIMロック解除方法

SIMロック解除が可能な機種は2015年5月以降に発売された機種と、Galaxy S6 edge SCV31のみです。SIMロック解除の可否に関わらず、VoLTEに対応しているauスマートフォンはSIMロックを解除しないと格安SIMでは利用不可である点に注意しましょう。

SIMロック解除手続きは端末購入から180日以上経過後、総合窓口(auの携帯電話から157へ発信)かauショップ、あるいはWEBのauお客さまサポートから申込むことが可能です。

解約済み端末のSIMロック解除はauショップでのみ受け付けています。また総合窓口やauショップで手続きする場合は手数料3,000円が発生します。

au系MVNOへの乗り換えは割引を受けられない?

先ほど説明したように、auスマートフォンを再利用する場合の乗り換え先はmineoやUQ mobile、IIJmioなどのau系MVNOがオススメです。

しかしauからau系MVNOへ乗り換える場合、一部の割引が適用されない場合があります。代表的なのがUQ mobileのぴったりプラン(おしゃべりプラン)で、ドコモやソフトバンクから乗り換えると通常2,980円/月(スマトク割およびイチキュッパ割適用時は1,980円/月)のところ、auからの乗り換えは3,980円/月となります。

au系MVNOへ乗り換える場合一部の割引が適用されない場合がある

同じUQ mobileでもデータ高速プランやデータ無制限プランならこのようなことは起きませんが、au系MVNOへ乗り換える際は割引キャンペーンが適用されない可能性があるということを頭に入れておきましょう。もし割引が適用されるのかどうか不明な場合は、MVNOに直接問い合わせるのが確実です。

必要に応じて契約名義を変更する

一部のMVNOでは契約者の年齢に制限を設けている場合があります。またMVNOのほとんどが、料金の支払い方法についてクレジットカードしか受け付けていません。これらの理由から事前に契約者の名義を変更しないと契約できないケースが存在します。

しかしMNPを利用する場合、契約前後で契約者の名義は一致していなくてはいけません。そのためMNP転出する前に、auと契約中に名義変更手続きを行う必要があります。

またIIJmioのファミリーシェアプランのようなデータ容量をシェアするタイプのプランは、全てのSIMカードの契約者名義が一致していないといけません。

以上のケースに該当する場合、事前に契約者の名義変更を済ませておきましょう。名義変更(回線の譲渡)手続きはauショップで受け付けています。

MVNOのWEBサイト、店舗などで申込む

ここまでの準備が済んだらMNP予約番号を発行しましょう。そして有効期間に余裕があるうちにMVNOのWEBサイト、あるいは店舗等で申込み手続きを行いましょう。

特にWEBサイトから申込む場合は、有効期間が十分に残っていないと手続きを受け付けてくれないMVNOが多いです。なるべく発行した当日中、遅くても2日後くらいには手続きすることをオススメします。

SIMカードの装着と切り替え手続きを行う

SIMカードの装着と切り替え手続きを行う

申込み内容に不備がなければ、概ね数日~1週間程度でSIMカードや端末が到着するはずです。

SIMカードが届いたら端末のSIMスロットに装着し、以降は説明書の手順に従いAPN設定を行いましょう。回線の切り替え手続きを行えばMNPは完了です。最短なら10分、長くても2時間程度でauは自動的に解約され、新しいMVNOのSIMカードが開通します。

最後に念のために電話の発着信を行い、自分の電話番号が正しく表示されているかどうかを確認しておくと良いでしょう。以上でauから格安スマホへの乗り換え手続きは終了です。

(著者:GARNET)

記事でピックアップした格安SIMカード

格安スマホの基礎知識

格安スマホ購入マニュアル