格安スマホはクレジットカードでなくてもデビットカードで利用できる?

公開日:2016/02/23
著者:GARNET

最終更新日:

格安スマホはクレジットカードでなくてもデビットカードで利用できる?

格安スマホの契約にはクレジットカードの登録を必須としているMVNOが多いです。

事業者にとっては料金を踏み倒されてはたまったものではありませんから、使用料を確実に回収するためにクレジットカードで支払うことを条件とするのもやむを得ないでしょう。

しかし料金後払いのシステムを嫌ってクレジットカードを持ちたがらないユーザーも一定数います。そういったクレジットカードを持っていない人にとっては、格安スマホの敷居が一気に高くなってしまいますよね。

口座振替に対応しているMVNOもなくはないですが選択肢が限られますし、手続きに時間が掛かったり余計なコストが発生するなどデメリットが多いです。

ところがもう1つ、格安スマホの支払いに利用できるかもしれないデビットカードという選択肢があります。

デビットカードとは

デビットカードは前払い式のクレジットカードのようなものです。

クレカは予め決められた限度額内で利用できますが、デビットは決済した時点で銀行口座から引き落とされるので口座残高が限度額ということになります。

クレカは限度額に収まってさえいれば口座残高以上に利用することができてしまいます。一方でデビットの場合は残高が不足しているとそもそも決済できないので、カードの使い過ぎを未然に防ぐことができます。デビットもカードではありますが、現金払いや口座振替に近い感覚で利用できるのがメリットです。

またデビットカードはクレジットカードと違い審査なしで発行することができます。後払いのクレカには抵抗があるけどデビットは持っている、という人も少なからずいるのではないでしょうか。

デビットカードのメリット

前述の通りデビットカードは現金と同じような感覚で利用できるのがメリットです。クレジットカードのように口座残高以上に利用してしまう心配はありません。これに尽きます。

またデビットは16歳以上なら誰でも無審査で発行することが可能です。クレカのような複雑な審査はなく、簡単に発行できるのも大きなメリットでしょう。

デビットカードのデメリット

しかし格安スマホの利用に限れば、口座残高以上に利用できないというのは大したメリットではないかもしれません。

通話料はともかくパケット・データ通信料に関しては定額なので、よほど通話したり追加のデータ容量を購入しなければ毎月の料金はそれほど変動しません。

むしろデビットだとセット販売端末を一括払いでないと購入できない可能性があります。予め口座にまとまったお金を預けておかないといけなかったり、クレジットカードと比べると多少不便な点があります。これはデメリットと言わざるを得ないでしょう。

それでも口座振替と比べると対応している可能性があるMVNOは多いですし、クレジットカードの代替手段としては十分有効です。クレジットカードを所有していない方、クレジットカードを発行したくない方はデビットカードを利用するのがおすすめです。

ゆうちょ銀行のデビットカード・J-Debitについて

ゆうちょ銀行は「J-Debitマークのある加盟店」などで利用できるデビットカードサービスを提供していますが、これはキャッシュカードの暗証番号で認証する必要がありインターネットショッピングなどでは利用できません。

ゆうちょのデビットカードは総合口座の開設と同時に簡単に申込めますが、実店舗向けのデビットである点に注意です。

実店舗を持つMVNOでもJ-Debit加盟店でなければ利用できないので、格安スマホ向きのデビットカードではありません。その他のデビットを用意することをおすすめします。

デビットカードが利用できるMVNOは?

肝心のデビットカードに対応しているMVNOについてですが、どの事業者でも確実に利用できるというわけではありません。

楽天モバイルのみ利用できるデビットカードを記載していますが、各社はデビットカードに関して以下のように説明しています。

楽天モバイル

唯一利用可能なデビットカードを明記しているのが楽天モバイルです。

楽天銀行が発行する「楽天銀行デビットカード」と、

スルガ銀行が発行する「スルガ銀行デビットカード」なら支払いに利用することが可能です。

ただしセット販売端末の分割払いには対応しておらず、またその他のデビットには対応していません。

クレカを発行せずに確実に利用したいのであれば、対応カードを明記している楽天モバイル一択でしょう。楽天銀行かスルガ銀行のデビットカードを発行すれば確実に利用できます。

OCN モバイル ONE

OCNモバイルONEもデビットカードに対応しています。

ただし対応しているデビットカードが明記されていないので、発行する銀行によっては契約できないかもしれません。

UQ mobile

UQ mobileの公式FAQには「一部の発行元を除きデビットカードはご利用いただけません」と記載されています。100%ダメというわけではありませんが、あくまで利用できるかもしれないというスタンスのようです。

DMMモバイル

実際にデビットカードが利用できたという人の声もあり、デビットカードやプリペイド式クレジットカードに関しては「一部利用できないカードがあります」と記載されています。

NifMo

デビットカードは登録でない場合があるので、ご自身で申込み手続きを進めて確認してくださいとの回答でした。

mineo

デビットカードは利用できない場合があるとのことで、クレジットカードの登録が推奨されています。

その他

以前はデビットカードに対応していたIIJmioですが、2015年12月24日以降はデビット非対応になりました。またU-mobileに関してははっきり対応していないと明記されており、BIGLOBEもデビットには対応していないようです。

ただしデビットカードの対応状況が明記されていないMVNOでも、実際にデビットカードの登録に成功したという話はよく聞きます。

特に毎月決められた日に公共料金などとまとめて決済される月次決済に対応しているものや、VISAデビットなら利用できる場合が多いようです。

しかしここに記述した状況も今後変化するかもしれません。上記の内容はあくまでも参考程度に留めて、WEBから申込んで実際に確認してみるのも一つの手でしょう。

おすすめは楽天銀行デビットカード(JCB)

実際にどのデビットカードが利用できるかどうかMVNO側も把握しきれていないようで、直接問い合わせみてもほぼ全てのMVNOが各自で申込んで審査に通るかどうかで確かめてみるしかないという旨の回答でした。

なので既にデビットカードを持っている方は、とりあえずWEBサイトから申込んでみましょう。上記のMVNOであればデビットでも契約できるかもしれません。

あるいはもしこれからカードを発行するのであれば、楽天銀行のデビットカードをおすすめします。

楽天銀行デビットカードのメリット

楽天銀行のデビットカードにはJCB・ゴードルVisa・Visaの3種類がありますが、この中でもJCBブランドのデビットカードが最もおすすめです。

発行手数料無料、年会費は永年無料なので、もしカードを発行したものの格安スマホを契約できなかったとしても余計な費用が発生する心配はありません。

また利用額100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが還元されます。これはデビットとしてはかなり高還元率なので、普通に利用する分にもお得なカードなのです。

何より、もし契約したいMVNOで利用することができなかったとしても、楽天モバイルと確実に契約できるカードというのが最大のポイント。

カードを使わなくても全くデメリットがなく、楽天モバイルという保険もあるので新しく発行するのであれば断然、楽天銀行のデビットカードがおすすめです。

楽天銀行デビットカードの申込み方法

申込みは楽天銀行デビットカード(JCB)のホームページから手続きできて、わずか数分で完了します。

ただし楽天銀行のデビットカードを利用するには楽天銀行口座が必要です。

既に楽天銀行口座を持っている方は申込みから約5~7営業日でお届けになります。デビットと同時に申込む場合は口座開設後から約7~10営業日でお届けとなります。

(著者:GARNET)

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