クレジットカード不要で格安スマホを利用する方法

公開日:2015/12/29
著者:GARNET

最終更新日:

クレジットカード不要で格安スマホを利用する方法

クレジットカード不要で格安スマホを利用するには下記の3つの方法があります。

  • デビットカードで支払う
  • 口座振替可能なMVNOと契約する
  • プリペイドタイプの格安SIMを利用する

クレジットカード以外の選択肢としてはまずデビットカードや口座振替が挙げられますが、すべてのMVNOが各支払い方法に対応しているわけではありません。

そのため対応しているMVNOやプランについて調べたり、通常の契約方法の場合とは異なるいくつかの注意点に気を付けなくてはいけません。

ここではクレジットカードを所有していない方でも利用できる支払い方法や格安SIMサービスについて紹介します。

コンビニ決済・電子マネー・Vプリカでは利用できない

大手キャリアでは口座振替や請求書払いも可能ですが、格安スマホを販売しているMVNOのほとんどは支払い方法をクレジットカードに限定しています。

後述するようにデビットカードや口座振替については一部対応しているMVNOもありますが、請求書でコンビニ払いだとか、電子マネーで支払うことはできません。

またVプリカに関しては対応状況を明記しているMVNOが少ないですが、Vプリカのようなプリペイドカードは月次決済に対応していないため、こちらも基本的に利用することはできないと思われます。

デビットカードで支払う

しかしデビットカードに関しては対応しているMVNOが少なからず存在します。

デビットカードは前払い式のクレジットカードのようなものですが、クレジットカードと比較すると以下のようなメリットとデメリットがあります。

デビットカードのメリット

デビットカードはクレジットカードのような後払い式ではないので、登録している口座の残高が利用限度額となります。そのため支払い能力以上に使い過ぎてしまう心配はありません。現金払いや口座振替に近い感覚で利用できるカードなのです。

またクレカとは異なり、審査なしで発行することが可能です。発行のしやすさと残高以上に使い過ぎることがない安心感から、クレカを所有していなくてもデビットは持っているという人も多いのではないでしょうか。

デビットカードのデメリット

使い過ぎる心配がない一方で、口座残高=限度額はそのままデメリットでもあります。特に端末を購入する場合などは、口座残高以上の請求が発生しないように気を付けないといけません。

また最大のデメリットは、デビットカードによる支払いを受け付けているMVNOを見分けることが難しいという点です。

デビットカードによる支払いを不可としているMVNOもありますが、デビットを受け付けている事業者でも対応しているデビットカードを公表しているMVNOは楽天モバイルしかありません。その他の事業者に関しては「実際に申込んで審査を通してみなければ分からない」というスタンスで、電話やメールで問い合わせてみても明確な回答は得られませんでした。

また実際に申込んだというユーザーの報告によると、同じMVNOとデビットカードの組み合わせでも時期によって契約できたりできなかったりするようです。

楽天モバイル以外のMVNOは、必ずしもデビットカードで契約できるわけではないのが難点です。ただ申込むだけなら何度でも挑戦できるので、契約したいMVNOがあるならWEBサイトから申込んで確かめてみると良いでしょう。

デビットカードで支払えるMVNO

代表的なのが楽天モバイルで、「楽天銀行デビットカード」か「スルガ銀行デビットカード」の2種類のみが月々の利用料金の支払いに利用可能です。ただしセット販売端末の分割購入には対応していません。

その他に下記の5つが対応しています。

  1. OCNモバイルONE
  2. UQ mobile
  3. DMM mobile
  4. NifMo
  5. mineo

いずれもデビットは一部利用できないカードがあるという旨が記載されています。残念ながら絶対に契約できるカードについては不明ですが、月次決済に対応しているものや、VISAデビットが比較的契約できるケースが多いようです。

デビットカードの利用に関しては下記の記事も参照してみてください。

参考:格安スマホはクレジットカードでなくてもデビットカードで利用できる?

口座振替可能なMVNOと契約する

月々の使用料を口座振替で支払える格安スマホは?の記事で解説したように、口座振替で契約できる格安SIMサービスは、

OCN モバイル ONEBIGLOBE高速モバイルインターリンクLTE SIMの3つのみです。

その他にも条件付きで口座振替が可能なMVNOも存在しますが、固定回線など別のサービスの契約が必要になるのでここでは割愛します。

一般的に口座振替が可能と言えるのはやはり前述の3サービスのみです。

上記のMVNOと口座振替で契約する場合の注意点

インターリンクLTE SIMでは端末は販売されておらず、SIMサービスのみが提供されています。

またBIGLOBEは支払方法が口座振替の場合、音声SIMの契約は不可です。

また限られたMVNOの中から月々のプランやスマホを選ぶ必要があるため、希望するものがない可能性もあります。

ただ、もしこれらのMVNOのラインナップに欲しい端末がない場合は、量販店やメーカーの直販サイトなどから別途端末のみを購入することも可能です。

その場合MVNOが提供する端末補償サービスには加入できませんし、一部MVNO限定で販売されているモデルを購入できないなどのデメリットとなりますのでご注意ください。

プリペイドタイプの格安SIMを利用する

プリペイドタイプの格安SIMを利用する

クレジットカード以外の支払としては、プリペイドタイプの格安SIMを利用する方法があります。

プリペイド、つまり前払い方式なのでSIMパッケージ代のみで月額料金などは発生しません。

プリペイドタイプの格安SIMを取り扱っているMVNOは下記があります。

提供しているMVNOは少ないですが、プリペイドタイプの格安SIMならクレジットカード不要で利用できます。クレジットカードを所有していない場合はこちらも有効ですね。

細かい内容はMVNOやパッケージごとに異なりますが、多くの場合は一定のデータ量を使い切るか、利用期限を過ぎると使えなくなってしまいます。

その場合また新しいパッケージを購入するか、データ容量を追加する専用パッケージを購入することで継続して利用することが可能です。

プリペイドタイプの格安SIMのデメリット

プリペイドタイプは通常の格安SIMサービスに比べると制約が多いのでその点は注意が必要です。

まず現時点では音声通話やSMSに対応したプリペイドサービスがありません

SMSはともかく、音声通話サービスを利用するためには本人確認が必要になるので、事業者とユーザー双方の手間を考慮すると今後も対応される見込みは薄いと思われます。

なのでプリペイドタイプはデータSIMしか利用できないと考えましょう。

次に気を付けたいのがデータ容量当たりの価格が高いことです。

OCN モバイル ONEプリペイドの容量追加パッケージは2,000円/1GB もします。通常なら3GBくらいのプランでも月額900円(300円/1GB)で利用できるのでかなり割高です。

1GBのデータ量はかなり少ないタイプとなります。一般的な人がスマホを利用すると足らないデータ量でしょう。
高速/低速通信の切替もできないので、通信量の節約も難しいです。

しかしデメリットばかりというわけでもありません。

プリペイドタイプの格安SIMのメリット

データ容量さえ使い切らなければ月額料金が発生することなく使い続けることができます。

OCNならデータ容量を追加した3か月後の末日まで有効なので、最長4か月間は最低2,000円で利用できるということになります。

自宅にWi-Fi環境があったりデータ通信量がすごく少ない人に取っては割安となる可能性もあります。

またパッケージは買い切りで、契約や解約に大した手続きは要りません。SIMの開通手続きなんて数分も掛からずに終わります。

なので面倒な手続きをしたくない人や、格安SIMをお試しで使ってみたい人にとってすごく手に取りやすいと思います。

端末については口座振替の場合と同様、別途SIMフリー端末を購入したり、回線のキャリアが一致していれば今利用している端末を流用することも可能です。

とにかく簡単かつすぐに利用できるのがプリペイドSIM最大のメリットですね。

まとめ

口座振替で契約したりプリペイドタイプの格安SIMを利用するのは、通常の格安SIMサービスに比べてデメリットが多いです。またデビットカードも、全てのMVNOで確実に利用できるわけではないのがちょっと面倒ですね。

クレジットカードが利用できない場合は何かしらの制約を受けるケースが多いのは事実です。

しかしデビットカードは契約できれば大したデメリットはありませんし、利用スタイルによってはプリペイドタイプの格安SIMのほうが適しているかもしれません。

クレジットカードを持っていない場合はデビットカードや口座振替が可能なMVNOと契約するか、プリペイドタイプの格安SIMを利用してみてはいかがでしょうか。

(著者:GARNET)

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