スマホの防水性は過信しちゃダメ?正しい使い方を知っておこう!

公開日:2015/12/09
著者:GARNET

最終更新日:

スマホの防水性は過信しちゃダメ?正しい使い方を知っておこう!

防水に対応している携帯電話を水没で故障させてしまった経験はないでしょうか?防水対応機でも誤った使い方をすると電話機内部に浸水して故障する恐れがあります。

スマートフォンの防水性能を理解して危険な使用方法は控えるようにしましょう。

スマートフォンの防水性能

スマートフォンの防水性能

スマホの防水性能はIPX5やIPX7など、IPから始まる文字列で示されます。それぞれの規格をざっくりと説明すると以下の通り。

  • IPX5:あらゆる方向からの噴流水に対して保護
  • IPX7:一時的に水中へ浸しても影響がないように保護

いずれも常温の真水からの保護のみを想定しています。

つまりスマホの防水は、一時的であっても40度以上のお湯に沈めてしまった場合は想定されていませんし、海水や洗剤など真水以外の液体から保護するものでもありません。

海中での使用を想定して作られたタフネスモデルなどの例外を除き、スマートフォンの防水性能は生活防水程度と考えましょう。

例えば洗面で顔を洗う時くらいは側に置いておいても大丈夫でしょう。雨が降っている時に取り出して使ったり、水たまりに落としてしまってもすぐに拾って洗えば問題ありません。

ただし真水から保護すると言っても水中での操作を保証している機種はほとんどありません。正常に動作しなかったり内部に浸水する原因となりますので、水中でスマホを使用するのは控えましょう。

参考:IP5Xは防塵性能の規格

防水と合わせて表示されることの多い防塵性能もIPから始まる文字列で表されます。こちらはIP5XのようにXの前に数字が来ます。

防水性能と防塵性能を別々に記載する時はIPX7/IP5Xのように表示されますし、2つを合わせてIP57と表示されることもあります。

防水機に潜む水のトラブルとは

防水機に潜む水のトラブルとは

上述の通り、基本的に常温の真水に対してのみ防水性を発揮しますが、それ以外にも気をつけなければいけない点がいくつかあります。

濡らす前にキャップ等がしっかり閉まっていることを確認するのは当たり前。防水対応機でも下記のような使い方をすると水没で故障する可能性があります。

浴室内での使用は結露を起こす危険性あり

防水対応でも浴室内での使用はかなりリスキーです。

浴槽内に浸すことはもちろん、シャワーでお湯を掛けるのも望ましくありません。端末を急激に温めると内部で結露を起こす可能性があります。

機種によっては製造メーカーが浴室で使用可能と謳っている場合もあります。メーカーが動作を保証しているなら安心ですが、そうでない場合は直接お湯を掛けたり結露しないように浴室では十分に気をつけましょう。

洗剤で洗うと外装を破損する恐れあり

防水機は汚れてしまっても水で流して洗えるのが便利だったりします。しかしこの時に使用するのはあくまで純水でなくてはいけません。

洗剤を使用すると外装の素材によっては変形したり破損する可能性があります。外装を破損してしまうといずれそこから浸水するかもしれません。また洗剤の種類によっては液晶も変色などを起こす恐れがあります。

台所で洗剤が付いた手で触れてしまったり、あるいは海水やプールの水を浴びた場合も必ず水道水で洗い流すようにしましょう。

キャップレス防水は濡れたまま充電しないように注意

キャップレス防水は非常に便利で、特にUSBポートのキャップを破損する危険性がなくなるということは防水性を失うリスクも小さくなって助かります…が。

キャップがないUSBポートやイヤホンジャック内部に水滴が付いていないかどうか気を付けないといけません。それぞれのケーブルを接続する時に内部に水が残っていると感電や故障する危険があります。

水洗いした後などは充電を控えて乾かすか、布等でしっかり水分を拭き取ってから使用するようにしましょう。なお、スマホに対してドライヤーを当てるのは厳禁です。結露もですが、過剰に熱を加えると内部の基盤等が故障する恐れがあるので絶対に使用してはいけません。

水没してしまった時の対処法

水没してしまった時の対処法

ここまで書いてきた通り、防水に対応している機種でも使い方を誤ったり不慮の事故により水没する可能性は0ではありません。USBのキャップなどは使用しているうちに劣化して防水性を損なうことも考えられます。

万が一水没してしまった時は慌てずに本体の水を拭き取りましょう。内部に浸水してる場合は隙間からティッシュなどで水分を取り除いたり、SIMカードや基盤などの精密部品をなるべく濡らさないようにするのが大事です。

自然乾燥が済んだら起動&操作が可能かどうか確認し、不具合があれば購入元に修理などを相談してみましょう。

水没を補償対象としている事業者は多いので、予めMVNOの端末補償サービスに加入しておくのも対策として有効ですね。

防水機なら何をしても平気!などということはないので、水周りで使用する時はくれぐれも気をつけましょう。

(著者:GARNET)

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