(文:格安SIM & SIMフリースマホ パーフェクトマニュアル)

SIMのサイズを変更する方法は?

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SIMカードの規格とサイズ SIMカードには、標準SIM、マイクロSIM(micro SIM)、ナノSIM(nano SIM)の3種類のSIMカードの規格があり、サイズもそれぞれ違います。

新しく手に入れた端末が現在とは異なるサイズだった場合や規格を間違えて購入した場合は、サイズの変更が必要になります。

MVNOにSIMカード変更の手続きを行う方法

SIMカードのサイズを変更するには、利用している通信業者に問い合わせ、SIMカードのサイズを変更するサービスを利用する方法があります。

申し込みから新しいサイズのSIMカードが送られてくるまでに多少時間はかかりますが、確実にSIMカードの規格を変更でき、サポートの対象にもなってくるでしょうから安心です。
ただし、MVNOによって異なりますが、手数料が発生する場合が多いのでお気を付けください。

格安SIMカードの交換手続きの流れ

アダプターを使えば小さなSIMを大きくすることは可能ですが、その逆はできません。最初に通常サイズのSIMを購入して、あとからiPhoneなどの端末に差し替えて使いたい場合には利用することができないので、そうしたときには事業者が提供しているSIMの交換サービスを利用します。

オンラインで交換依頼できる

SIMの交換は、オンラインで行います。その後、郵送でのSIMの送付が必要なので、数日間は利用できなくなります。下記ではIIJmioを例にSIM交換の手続きを行いますが、各事業者ともほぼ同じ手順で交換可能です。

IIJmioでのSIM交換手続き

IIJmioでのSIM交換手続き画面

  • STEP1 IIJmioでのSIM交換手続き
    会員サイトにログインして右下の「サービスの設定と利用」をクリックします。

 

カードの種別変更画面

  • STEP2 カードの種別を変更する
    契約内容の変更から「SIMカード交換」を開き、目的のカードの種別を変更し、SIMの交換手続きを行います。

 

◆SIMロック解除を推し進める総務省

2014年7月に総務省より、携帯キャリア各社向けにSIMロック解除を義務付ける方針が通達されました。これは今回が初めてではなく、2010年6月からガイドラインを制定して呼びかけをしてきましたが、変わらない現状に再度呼びかけを強めた形となりました。

昨今の割高な料金プランや、2年以内の解約に違約金を課している現状が経済の活性化の鈍化を招くことを懸念して議論が重ねられてきました。最近は、多くのMVNO事業者が登場してきていますが、docomoとイー・モバイル以外のキャリアはSIMロック解除に向けて目立った動きは見せていません。

格安SIMの登場は、このような日本独自の「2年縛り」のような商慣習や、他の先進国に比べて高い通信料から脱却できるきっかけとなるかもしれません。

自分でSIMカードのサイズを変更する方法

自力でSIMカードのサイズを変更する方法もあります。

SIMカードを別の規格に合わせてカットしてしまえば、異なるサイズのSIMカードとして使うことが可能となります。

ハサミなどでカットしてもいいですが、、ぴったり別のサイズにカットできる「SIMカッター」を使用するのが便利です。
ただし、SIMカッターを使用する場合は、大きいSIMから小さいSIMへの変更は可能ですが、その逆はできない点に注意しましょう。

SIMカッターを利用したSIMサイズの変更
SIMカッター
SIMカードを規格に合わせて切り抜くことができる。どのサイズからどのサイズへの切り抜きに対応しているか、購入前によく確認しよう。

どの道具を使ってカットするにしても、失敗すればそのSIMカードは使えなくなってしまいます。

失敗した場合は手数料を支払い再発行を申し込むことになるので自己責任で行うことになります。

小さいサイズのSIMを、大きいサイズのSIMスロットが内蔵された機種で使用したい場合は、通称「ゲタ」と呼ばれるようなSIMアダプターを取り付けることで対応できます。

SIMカッターを利用したSIMサイズの変更
SIMアダプター
枠のようなアダプターを用意し、SIMカードをセットすれば、異なる規格のSIMスロットにも対応することができる。

こちらも自己責任となりますので、実際の利用は注意して行いましょう。

格安SIMカードのアダプターを利用する

サービスによっては、目的のサイズのSIMがない場合もあります。そうした場合は、アダプターを利用することで、SIMのサイズを変えることが可能です。

既定のサイズがあるか、確認する

格安SIMは、事業者によって提供されるカードのサイズが異なっています。IIJmioの各サービスでは、「通常SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3つのサイズが提供されていますが、日本通信が提供しているb-mobile XSIMや、基本料0円SIMではnanoSIMが提供されていないことがあります。あらかじめ、自分の端末にあったサイズのカードが提供されているかを調べておきましょう。

カードアダプターを使えばサイズを変更できる

ヨドバシカメラなどの家電量販店の格安SIMコーナーに「SIMアダプター」という製品が販売されています。このアダプターを使うことで、小さなSIMを大きいサイズにすることが可能です。

というのも、nanoSIMやmicroSIMなど、3種類あるカードでは、金属端子の位置がほぼ同じになっています。そのため、外側のサイズをスロットに合わせるだけで、そのまま利用することが可能なのです。アダプターの価格は680円程度なので、あとからSIMを交換するよりも安く抑えられます。

SIMアダプター

micro SIMを標準サイズにしたり、nanoSIMをmicroSIMサイズに変えられるアダプターがセットになっています。
SIMアダプターについて

nanoSIM+アダプターの組み合わせでほぼすべてのサイズに対応

SIMアダプターは、基本的にサイズを大きくすることしかできません。標準サイズのSIMを購入すると、microSIMやnanoSIMのサイズへ変更できません。いちばん小さなnanoSIMであれば、サイズアップですべてのスロットに対応可能です。

nanoSIMを組み合わせてサイズアップする

もっとも小さなnanoSIMをアダプターで大きくするという手法を使えば、iPhoneからAndroidまで幅広い端末で使えるようになります。
nanoSIMを組み合わせてサイズアップする方法について

◆アダプター利用は端子の破損に注意

アダプターとSIMカードの隙間に、スマホ側の金属端子が引っかかり、挿抜時に破損してしまう場合があります。SIMを装着時にアダプターとずれないよう、裏側からテープで固定するなど、注意して利用しましょう。